ココナラでは、書いた小説のデータを送るとその感想を書いてもらえる、小説感想サービスが多数出品されています。
モノを売らないフリーマーケット【ココナラ】
私、ひらどー(@hirado11)も出品しています。
BL・二次創作可! 小説の感想を書きます 8月1日から値上げしますのでご注意ください
2018年4月現在、私のものも含めて、約90件の感想サービスが出品されています。
今回は、感想サービスを選ぶときに見るべきポイントを紹介します。
感想サービスは「小説 感想」で検索
小説の感想サービスは、カテゴリーページからだと、探すのがとても大変です。
サービスのほとんどは、文章・キャッチコピーカテゴリーに分類されています。
おすすめのページに表示されることもあるのですが、滅多にありません。
表示されていないだけで、実際にはたくさんのサービスが出品されています。
検索窓から「小説 感想」で検索してみましょう。小説の感想書いてくれるサービスが、ずらっと表示されます。
中には「小説の読書感想文書きます」「読書感想文の添削をします」といったサービスもあるので、注意してサービスの説明文を読んでください。
小説感想サービスとは、自作の小説に感想を書いてもらえるサービスである
依頼者の書いた小説を出品者が読んで、その感想を書くサービスです。
感想書く人によって、サービスの内容が少しずつ異なります。
- 料金
- 読めるジャンル
- 性描写の有無
- 受け付ける文字数
- 納品日数
- 感想の厳しさ
- 購入者からの評価
これらのポイントに注目して、自分の小説に合ったサービスを探してみます。
感想サービスを選ぶときに見るべきポイント
感想サービスは1作品500円がほとんど
現在、ここならでは小説感想サービスが約90件出品されているとお話ししました。
その80%近くが、1作品あたり500円で感想を書いてくれます。
ワンコインで書いてくれるので気軽に頼みやすいです。
残りの約15%が1,000円で、2,000円や、15,000円で提供されているサービスもあります。実績のある人は2,000円、プロとして活躍している人が15,000円でサービスを提供しているようです。
500円で提供している人でも、90件を超える実績のある人もいます。
金額だけでは、どのような感想を書いてもらえるのか分かりません。
「高いからこの人にしよう」「安いからこの人にしよう」と値段だけで判断しないでください。
必ずサービス内容まで目を通してから決めましょう。
読んでくれるジャンルではサービス提供者によって違う
恋愛、ファンタジー、推理、SFなど、小説には多くのジャンルが存在します。たいていの出品者はこれらのジャンルを「何でも読む」とひとくくりにしています。
そのせいため、「ファンタジー」などのメジャーなジャンル名を入れて検索すると、上手くサービスを探せません。
検索で探すときはジャンル名を入れず、「小説 感想」のみを入れて探します。
問題なのは、BLやGL、二次創作といった、読み手を特に選ぶジャンルです。これらのジャンルは受け付けていない場合があります。
これらのジャンルを受け付けているサービスを探すときは、「小説 BL 感想」と、ジャンル名を入れて検索してみましょう。対応しているサービスが表示されます。
「この人が気になるな、でもBLを読むとも読まないとも書いてないぞ?」というときは、出品者に質問してみます。記載をしていないだけで、訊いてみたら読んでくれるかもしれません。
性描写の有無
「このジャンルを読んでくれるってことは、エロだって当然呼んでくれるんでしょ」と安易に考えてはいけません。
読む側は、何もいわれなければ、その作品に性描写はないものとして受け取ります。
性描写がないのであれば、敢えて「性描写はありません」という必要はありませんが、性描写があるのなら事前に伝えておく方が親切です。
受け付ける小説の文字数は、出品者によって異なる
料金は人によって異なりますが、2万文字を一つの区切りと考えている人が多いようです。
2万文字を超えるときは追加オプションで、超過分の文字数を購入します。
この区切りが5万文字、10万文字といったパターンもあるので、いろんなサービスを見比べてみましょう。
また、10万文字をはるかに超える文字数のときは、出品者に事前に相談してください。
あまりにも長いと、作品を読むのも大変です。事前の相談があれば、出品者も安心して取引ができます。
納品は出品者に直接訊ねると確実
ココナラのサービス詳細画面がお届けまでにかかる日数が書かれています。
お届けまで:○日/実績○日
という項目です。
分子は出品者が自分で設定した日数です。
実績はトークルームが開けられてから、サービス評価が行われるまでの日数を示しています。
目安として見て欲しいのは、実績ではなく、出品者が自分で設定した日数です。
依頼された小説の長さによって、納品までの日数も変わります。
実績の日数が短いのは、短編小説の依頼をたくさん受けたからかもしれませんし。長ければ、長編小説の依頼をたくさん受けたからなのかもしれません。
この実績を積み上げてきた期間では時間に余裕があったけど、今は忙しくて納品日が変わるっている可能性もあります。
対して、出品者が自分で設定した方は、自身の経験から日数を書いています。
具体的な納品日数が知りたいときは、自分の小説の長さを伝えた上で、出品者に何日ぐらいかかるかを訊ねるのが一番です。
お金の発生する取引なので、気になることがあれば、何でも訊いておきます。
感想の厳しさを選べる
サービスの中には、依頼者の希望に合わせて感想の厳しさを変えられるものもあります。
甘口と辛口の2段階評価から、激甘、甘口、普通、辛口、激辛の5段階で変えてくれるものまであります。
きっつい指摘をもらうんじゃないかって怖い気持ちもあります
そんなときは甘口で、優しく感想を書いてくれるサービスを選びましょう。
自分に自信が持てるようになります。
「そんな甘っちょろい言葉なんて不要だ! ビシバシと悪いところは全部言ってくれい!」
というときは、思い切って辛口を選んでみます。
自作に足りないものが何かが分かります。
厳しさを選べるタイプの感想サービスは、「感想をもらって自分はどうしたいか?」を考えて、選んでください。
購入者によるサービスの評価で感想の雰囲気がわかる
サービス詳細ページを下へスクロールしていくと、評価、レビューが読める項目があります。
これは、実際にサービスを購入した人のレビューです。
- どれくらいの文字数の感想くれるのか
- 応対は丁寧か
- 返信は早いか
- もらえる感想は、自作の役にたつか
いろんなことが書かれているので、購入前に目を通してください。
評価数が少ないサービスもあります。まだ出品したばかりで、評価してくれる人が少ない人です。
評価数が少なくても、サービス内容読んで気になったら、思い切って連絡とってみましょう。
その出品者はきっと、ものすごく喜んで感想書いてくれます。
最終ログイン日を見てみる
出品者が最後にログインした日を見ることができます。最終ログイン日が1日以内であれば、その人に感想を書く意思があると判断できます。
もし3日以内となっていても、私生活が忙しくなってログインができないだけで、感想は書ける場合があります。
1ヵ月以上前となっていた場合は、感想書くのをやめてしまっている可能性があります。
受付停止中と表示されていなければ、まだ依頼を受け付けてくれるはずですが、事前に出品者に質問してみましょう。
お金を払うことできちんとした感想をもらう
小説投稿サイトで公開しても、誰からも感想もらえない、なんてことはざらにあります。
何かが悪いんだろうと考えても、感想もらうことができなければ、何が悪いのかもわかりません。
かといって、家族や友人に読んでもらうのは、恥ずかしいです。
誰か知らない人に依頼して感想書いてもらえないかなぁと思って探しまくり、たどり着いたのがココナラでした。
お金を払って感想もらうのを嫌だと思う人も多いかもしれませんが、私は、お金を払って感想書いてもらうことに安心感を覚えています。
普通、感想の対価にお金は発生しません。それなのに、ここではお金を払ってで感想を書いてもらいます。その分しっかりした感想がもらえると期待できます。
また、小説を読む時間と感想を書く時間に対して、わずかながらにもお礼を渡すことができるのも嬉しいポイントです。
頼んで感想を書いてもらうのは恥ずかしいことではない
「お金を払ってまで感想をもらおうとするなんて、欲しがりみたいで恥ずかしい」と考える人もいるかもしれません。
はっきりいます。
恥ずかしくなんかありません。
自分の作品をどれだけ時間をおいて読み直しても、それは、自分の書いた、愛着のある作品です。
どうやったって、完全に他人の目で読むことができません。
ですが、その作品を公開したときに読むのは他人です。
他人からどう見えるのか。
公開前に、感想サービスで、他の人の意見を取り入れることで、自分の作品を客観視することができます。
そうすると、良いところや悪いところを知ることができます。自分の作品をより良いものにするチャンスです。
もらった感想の修正案は、全て聞き入れる必要はない
取引で書いてもらった感想の中に「ここはこうした方がいい」と修正案が書かれている場合もあります。
こだわって書いたところであればなおさらです。
もらった指摘を全て聞き入れる必要がありません。
全てに従って書き直してしまうと、それはあなたの作品ではなくなります。
聞いて、納得できる内容だったら修正し、そうでないなら聞かなかったことにしてしまいます。
折角お金を払って書いてもらったのに、と考える必要はありません。
「この人にはこの作品がそう見えたのか」と知ることに意味があります。
出品者は読者です。読者は、作者でなければ、編集者でもありません。作品に対する自分の気持ちを、しっかり持ってください。
まとめ
感想サービスは多くの人が出品していることもあり、その内容は様々です。
サービス内容をよく読んで、自分の目的に合ったサービスを選びましょう。
選ぶときのポイントは、料金よりも、読んでくれるジャンルと購入者の評価、レビューを見ることです。
実際に購入した人のレビューから、その感想の雰囲気がわかります。
小説をウェブで公開するにしろ、工場に出すにしろ、人の目に触れる前に一度、進んで第三者の目を通すようにしてください。
ここまで、ココナラのサービスについてたくさん説明しました。正直に話しますと、感想サービスを利用せずに感想もらうこともできます。
家族や友人に頼む他、Twitterで「感想を読むよ」といってくれている人にお願いする方法もあります。
わざわざココナラを利用しなくても、そういった方法を利用して、感想をもらってください。
感想は、受け身になって待つだけでなく、積極的にどんどんもらいにいきましょう。
自分で読んでいるだけでは気づけなかったことに気づきます。
読み直しても減らない誤字脱字は、スキルを持った人にチェックしてもらいましょう。
ココナラなら、小説の校正・校閲を依頼できます。