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小説には正しい日本語を使うべき?誤字脱字が多いと読むときにストレスがかかる

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Web小説を読んでいるとき、変な日本語で書かれているいるものをちらちら見つけます。

小説を読むときは、文章ではなく内容に重点を置いて読みたいものです。

折角の感想欄が、誤字脱字の報告ばかりで埋まってしまうのはもったいないです。

ひらどー
ひらどー
なるべく、正しい日本語を使って
小説を書いていきたいですね

だからといって、正しい言葉だけ創られた文章ばかりで小説は書きたくありません。

今回は、何処まで正しい日本語を使い、何処から自由に書いていいのかをまとめていきます。

よくある間違い

小説を読むときに、誤字脱字が多いとそれが気になって、内容に集中できません

読むのにストレスがかかってしまうのです。

Web小説ではパソコンの変換ミスによる、同音異義語の間違いをよく見かけます。

よく見かけるのはこちら。

  • 以外と意外
  • 以前と依然
  • 異議と意義

こういう間違いが多過ぎると、気になって仕方なくなります。

間違いを吹き消すほどに内容が面白ければいいのですが、それ以上にミスが多い途中で読むのを止めてしまう可能性が高いです。

言葉の間違いは少ない方がいい

小説のジャンルにもよりますが、つづられた物語を楽しむ小説であるエンタメでは、読みやすさが求められます。

文章における「読みやすさ」とは何だろう。

もちろん、読み手によっても微妙に違うだろうが、エンタテイメントは、万人がストレスなく読み進められるものでなくてはならないと私は考えている。

エンタテイメントの作り方 売れる小説はこう書く(貴志祐介)

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使われている日本語が明らかに間違っていたり表現難し過ぎたりすると、それを読むためにストレスがかかってしまいます。

そのストレスを減らすために、ちょっとでも「怪しい」と感じた言葉は、辞書を引いて調べる癖をつけていきます。

誤字脱字を減らすために、原稿を寝かせてから読み直す

書き上がったらすぐに投稿して、皆の反応を聞きたくなります。

しかし、完成直後の文章には、自分でも気付かないような間違いたくさん隠れているんです。

書き上げてすぐに読み直しても、その間違いには気付けません。

最低でも一日置いてから読み直してください。

自分の小説の粗に気付くことができます。

出来あがった直後の小説は、人生で最も上手く書けた素晴らしい作品なので、小説の粗が目に入りません。

時間を置いて、頭を冷静にしてから読み直すのです。

ひらどー
ひらどー
深夜のテンションで書いた恋文を
翌朝に読んでみたら、めっちゃ恥ずかしくなるのと
同じやつですね

できれば、印刷して読んでください。

こうすることによって、原稿客観視することができます。

可能な限り客観的な視点で自分の原稿を読み直すことが、誤字脱字の発見に繋がります。

ココナラでは、個人で原稿のチェックをしてくれるサービス(小説の校正サービス)も扱われています。
念には念を入れて、自分以外の人の目で確認して欲しいときにおすすめです。
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小説は正しい日本語だけで書くものとは限らない

ここまで、正しい日本語を使うべきというお話をしてきました。

実は、小説に関しては、そうもいえないのです。

小説家になるために、文章作法を懸命に学ぶ人がいます。正しい日本語、読みやすくわかりやすい日本語を書く訓練です。

ある程度は大切なことですが、小説を書くために絶対に必要なことかといえば、必ずしもそうではありません。小説の文章が、正しい日本語、読みやすくわかりやすい日本語である必要は、実はないのです。
【実践】小説教室 伝える、揺さぶる基本メソッド(根元昌夫)

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新聞は、情報を正しく伝えることを目的としているので、誤解されないよう正しい日本語を使うことが求められます。

小説が伝えたいのは、ただの情報ではありません。感情を伴った情報です。

四角四面の正しい日本語ばかりを使っていては、これは伝えきれません。

小説では、誤字脱字はするべきではないですが、自由な表現は許されています。

まとめ

  • 誤字脱字は多いとストレスになる
  • エンタメは読んでいてストレスのかからない文章で書く
  • 原稿を読み直すのは、一日以上置いてから
  • 正しい日本語だけにこだわる必要はない

小説を読むときは、言葉の間違いに気を取られることなく物語にのめりこみたいものです。

折角入り込んだ世界なのに、文章に気を取られて現実に戻って来てしまうと興ざめします。

Web小説では、書籍よりも簡単に途中で読むのを止められます

数多くある小説から自分の小説を見つけ出して読んでくれた人が、最後まで読んでくれるように読みやすい文章を心がけていきましょう。

そのときにガチガチのかたい文章を書く必要はありません。

自由な表現を残しつつ、間違った日本語の使い方をしないようにしていきいたいですね。

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