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原稿用紙は使いづらい! それでも私が原稿用紙を使う理由

小説を書くときはどんな道具を使っていますか? パソコンが普及している今、ほとんどの人がWordやメモ帳といった機能を使って書いています。

原稿用紙を使って、手書きをしている人は稀です。

ひら夫
ひら夫
でも、ひらどーはいつも原稿用紙を使ってるよね
ひらどー
ひらどー
そうだよ、私はこれが好きだからね

原稿用紙の使用にはデメリットの方が大きいです。それでも敢えて、私は原稿用紙を使っています。

この記事では、原稿用紙を使うことのデメリットと、わずかなメリット、そして私が原稿用紙派な理由を書いていきます。

デメリット

市販の原稿用紙は使いづらい

「小説家は原稿用紙に書いていくもの」というイメージを持っていた頃に、大量の原稿用紙を購入してしまった経験があります。

少し使ってみて分かったんですけど、市販の原稿用紙って使いづらいんですよね。

A4サイズまたはB5サイズの紙いっぱいにマス目が広がっていて、書ける文字数はたったの400字だけです。おまけにルビ用のスペースまで開いていて、書きづらい上に読みづらい。

使う度にイラついてしまい、無理にこれを使う必要はないと判断しました。

たくさんの文字数を書かなくてはいけない小説を創作する上で、相棒となる用紙が使いづらくては話になりません。これは大きなデメリットです。

パソコンに打ち直す必要がある

小説が完成した後は、何処かに発表したくなりますよね。

新人賞へ応募したり、小説投稿サイトに投稿したり、といった手段が考えられます。

新人賞では、手書き原稿を受け付けているものもありますが、基本的にはパソコン入力したものを送ることになります。

小説投稿サイトはウェブ上のサービスなので、もちろんパソコンでのデータが必要です。

手書きで原稿を完成させても、最終的にはパソコンで打ち直さなければいけません。

それなら、はじめからパソコンで打ってしまった方が、手間が省けて楽ですよね。

原稿用紙に手書きしている私も、最後にはパソコンで打ち直しています。二度手間ですね。

メリット

原稿用紙換算枚数が一目で分かる

原稿用紙に書いているので、原稿用紙換算枚数が、換算しなくても分かります。

原稿用紙換算枚数を記載しなくてはならない新人賞があります。そのとき、Wordなどで、20行×20字の設定に直して、枚数を見なくてはなりません。はじめから原稿用紙に書いていれば、そんなことをせずに枚数がわかります。

これは、ものすごく小さなメリットです。

ちょっと設定を直せばすぐにわかる数字ですし、小説投稿サイトに投稿するときや、原稿用紙換算枚数を必要としていない新人賞に応募するときは不要なものです。第一、パソコンに打ち直して推敲しているときに、枚数は変わってきます。

これくらいのメリットをとるなら、やはり最初からパソコンに打ってしまいましょう。

パソコンに打ち直すときに、必ず見直す

デメリットとして、打ち込み作業をするために二度手間になる、という話をしました。カットした方がいい作業であることは、私自身も理解しています。

この作業をやるときに、必ず初稿を見直さなければいけない、ということが重要です。

見直しを強制的に行う形になります。このときに、初稿の粗が見えます。語尾がおかしい、言いまわしがおかしいといったところを直しながらパソコンに打ち直します。

そうすると、初稿よりはちょっとマシな状態の原稿を推敲することができます。

何度も推敲を重ねたらいいだけの話なので、これについてもメリットとしては薄いです。

漢字を書けるようになる

漢字を書けるって何当たり前のことをいってんだよ、と思われるかもしれません。私もそう思います。そう思いはするのですが、意外と大事なことです。最近では、漢字を書く機会が減ってきています。

学生の場合は普段から手書きでノートを取っているでしょうから、あまり感じないかもしれません。ですが、社会人になると、パソコンで文書を作ることが多くなるので、字を手書きする機会が減ります。そうすると、何気ない漢字も書けなくなってきてしまいます。

小説でも、パソコンでは簡単に変換して様々な漢字を使っています。

ですが、その漢字は、手でもちゃんと書くことができるのでしょうか?

私は「癇癪」「躊躇」という漢字を書こうとして出て来なかったので、調べて書きました。お恥ずかしい限りです。

パソコンに慣れていると、咄嗟のときに漢字がかけなくなっていきます。

漢字を書くために、小説を手書きしろとはいいませんが、たまにはちょっと、文章を手で書いてみるのもいいかもしれませんね。

万年筆のインクをたくさん使える

万年筆です。私が小説を手書きしている最大の理由は、筆記具にあります。

万年筆が好きでして、とにかく字を書きたいという思いから毎日日記を書くようになりました。それでは飽きたらず、小説まで手書きしてしまっています。

凄く楽しいです。

万年筆のインクを吸入する作業が好きなんですが、ほとんど毎日、0.5mlのインクを消費しています。普通に使っている分には、こんなにインクを使えません。

万年筆が好きだという小説書きさんは、一回試してみる価値があります。執筆が楽しくなってきます。

原稿用紙を手作りする

市販の原稿用紙は使いづらい。でも、原稿を手書きしたい。

そんな欲望を満たすため、自分の使いやすい原稿用紙を自作してしまいました。

横書きで、A4用紙に2枚分の原稿用紙(20行×20字)が入っています。見やすくするため、10行の位置を太線にし、ルビのスペースもなくしました。ついでに書いた日付と、現在のページ数、全体のページ数も記入できるようにしています。1マスのサイズは、万年筆中字で書きやすいように調整し、6.7mm程です。

実際に字を書いてみると、こんな感じになります。

快適に使えています。

これはエクセルで作りましたが、ワードでテンプレートを使って普通の原稿用紙を印刷することもできます。

もし原稿用紙が気になるという方は、買わずに自分で作ってみることをおすすめします。

まとめ

  • 原稿用紙はデメリットが多い
  • 手書きは万年筆好きにはおすすめ
  • 原稿用紙は買うより作った方がよい

一発でパソコンに打ち込めるなら、それに越したことはありません。

この記事につきましても、原稿用紙をおすすめする内容ではありません。

でももし、原稿用紙に魅力を感じたら、一度自作して試してみてください。面倒ですけど、楽しいですよ。面倒ですけど。