小説家になろうやカクヨムに小説を投稿しているうちに、ただ書いているだけでは辛くなってくる時期がきます。
そして願うのは「感想が欲しい」です。
ここでは、感想をもらうためにやるべきことと注意点を紹介していきます。
感想をもらう方法
実は、感想を書いてもらうこと自体がとてもハードルの高い行為なんです。
理由についてはこちらの記事で紹介しました。
>>投稿した小説に読者からの感想がもらえないのには理由があった
それを踏まえて、以下の方法を実施します。
最低限の誤字脱字はなくす
興味を持って読み始めた小説に、誤字脱字がたくさんあったら、それが気になってしまって内容が頭に入らなくなります。
下手すると、最後まで読まずに、途中で離脱してしまうかもしれません。
投稿前に読み直し、可能な限り、誤字脱字は修正しておきます。
人の目で確かめるのが一番ですが、Wordの校閲機能を使うだけでも効果があります。
他にも「怪しいな」とちょっとでも感じたら辞書を引いてみましょう。電子辞書を手元に置きながら書くと楽ですよ。
正しい日本語を使うといっても、小説には「必ず正しい日本語でなければいけない」というルールは決まっていません。
かたく考える必要はないのです。「指摘されそうな誤字脱字は直す」くらいの構えで十分です。
閲覧数を上げる
本編の誤字脱字を減らしたら、次に挑みたいのは閲覧者を増やすことです。
閲覧数が多ければ、それだけ感想を書いてもらえる可能性が高まります。
感想を書く派の人が少ないので、感想を書く派に小説を見つけてもらえるように、小説の閲覧数を上げるのです。
閲覧数アップの方法はこちら
>>小説の閲覧数を上げるポイント!今からでもできる2つの方法|タイトルとあらすじを変えてみる
その間は誰も言葉をくれない期間が続きますが、少しずつ上がるPV数や少しずつもらえるブクマや評価を見て、「読んでくれてる人がいる!」と考えて、前向きに投稿を続けていきましょう。
感想をもらいたいときの注意点
上記の手法を実施しても、すぐには感想がきません。
だからといって、感想を求めていることを全面に出し過ぎるのはおすすめできません。
押しが強過ぎると、読者はかえって引いてしまいます。
章の終わりに「感想ください」と毎回書く
一章が終わるごとに「感想ください」と書いてあるとしつこく感じます。
作者ページに、そっと一言添えておくくらいで十分です。
その際、「感想ください」という強めの文言より、「感想お気軽にどうぞ」と控えめな文言の方が好まれます。
感想をもらう目的で、他の著者の感想を書く
他の人が書いた小説を読んで感想を書く行為自体はとても良いことです。
どんどんやっていくべきです。
注意が必要なのは「自分の小説に感想が欲しいから、お返し目的で人の小説の感想を書く」ことです。
感想を書くのって、結構大変なんですよね。
「好き!」の一言でも十分なのですが、それ以上のことを書くときは、その小説のことをしっかり読み込まなければいけません。
目的が「相手に好意を伝える」ではなく、「自分の小説へのリターン」だと、どうしてもこの読み込みが浅くなります。
表面をさらっただけで書く感想は相手に失礼です。
あなた自身も、「自分の小説に感想を書いてもらう目的」で、「表面だけを読んで書いた感想」なんて欲しいですか?
本当に欲しい感想は、小説を読み込んだときにもらえる「本音の感想」のはずです。
それならば、邪な心で感想を書くのはやめましょう。
率直な意見を求めるなら有料の感想サービス
投稿サイトに感想を書いてもらう目的とは少し違いますが、有料で感想を書いてもらうサービスもあります。
ココナラを中心に、提供されているサービスです。
自作品の良い点と悪い点を知りたいから感想が欲しい場合は、これらのサービスをおすすめします。
こちらで提供されているサービスはココナラ内で完了するものがほとんどです。小説投稿サイトに、感想やレビューを投稿してくれるのとは違うので注意してください。
まとめ
- 誤字脱字をなくす
- 閲覧数を上げる
- 感想を求める言葉は控えめに
- 感想のリターン目的では他著者の小説に感想を書かない
- 感想を書くときは純粋な気持ちで書く
- 意見が欲しいときは有料サービスを
小説に感想が欲しいなら、小説自体の人気を上げなければなりません。
人気が出たら必然的に感想はもらえます。
感想がもらえたら嬉しいですよね。愛情のこもった感想なら元気が出ます。
欲しくなりますよね、そんな感想が。
感想を求めることは良いのですが、自分が小説を書いている理由は忘れないでください。
何のために書き始めたのですか?
感想が欲しいからですか?
人気になりたいからですか?
自分の書きたいものを表現するためですか?
理由あって始めた執筆のはずです。
感想は、作者にとって嬉しいものばかりがくるわけではありません。時には思いがけない感想に傷つくこともあります。
小説を書き始めたときの気持ちを忘れずに、投稿を楽しんでいきましょう。
読み直しても減らない誤字脱字は、スキルを持った人にチェックしてもらいましょう。
ココナラなら、小説の校正・校閲を依頼できます。