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僕から彼女へ純愛「僕が彼女にしてあげられること(石野二番)」

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2018年4月25~27日に、突発的に「あなたの小説紹介します」企画を行いました。

こういうことをやるのは初めての経験です。
正直、誰も応募してくれないんじゃないか、とドキドキしていました。

ですが、無事に、紹介記事を書くことができました!

ひらどー
ひらどー
ご応募ありがとうございました!

今回は、当選者である石野二番さんの「僕が彼女にしてあげられること」(カクヨム)を紹介します。

あらすじ

ヒナコとお父さん、そして「僕」は海辺の家に住んでいる。「僕」はヒナコが生まれたときから一緒にいた。彼女の幸せを見守っていく――はずだった。

――貴女には誰よりも幸せになってほしいんだ。その「幸せ」の形の中に、僕はいなくてもかまわないから。

語り部の「僕」

泣いている少女・ヒナコを慰める「僕」から、物語は始まります。

落ち着いた語り口のため、「僕」はヒナコの父親か兄だろうと想像しながら読んでいきました。

ヒナコとの会話は、噛み合っているようでいないような、不思議なやり取りで進められています。

何故だろう?

疑問に思いながら進めていきました。

ひらどー
ひらどー
答えが分かるとすっきり!

察しのいい人はすぐに分かったのかもしれませんが、私はきちんと明記されるまで分かりませんでした。

彼女への純粋な愛

この作品で一番おすすめしたいのは「僕」からヒナコへ捧げる純粋な愛です。

静かで、美しい純愛です。

恋愛感情とは違う、どちらかといえば、家族へ向けるような、愛でした。

読んでいて、胸が温かくなると同時に、少し切なくなるお話でした。

3編から成る完結済小説

「僕が彼女にしてあげられること」は9,040字の完結済小説です。読了時間は約20分。

ちょっとした隙間時間に、さらっと読める長さです。

ひらどー
ひらどー
夜、寝る前に静かなところで読むのをおすすめしたいお話!

読後感のいい、素敵な小説でした。

>>僕が彼女にしてあげられること(石野二番)

初回企画の感想

今回の突発企画を打ち出したとき、応募者がいるか、という不安と、どんな小説がくるのだろう、という不安がありました。

結果、想像していた以上に素敵な小説に出会うことができました。
まさか、私の好きな雰囲気の小説をご応募いただけるとは思ってもみなかったので、嬉しい誤算でした。

最近では、自分でWeb小説を探す時間をあまりとっていません。そのため、「こんな小説を書いてるよ!」と名乗りを上げてもらう企画をして、本当に良かったです。

今後も、色んな小説を読んでいきたいです。

次回は、5月21~27日に「あなたの小説紹介します」企画の募集を行います。
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