小説家になろうやカクヨムで小説を読んでいると、誤字脱字を発見してしまうことが多々あります。
そんな疑問にお答えするため、今回はツイッターにてアンケートをとってみました。
誤字脱字報告はありがたい
誤字脱字の報告を聞いたときにどう感じるかを聞いてみました。
結果はこの通りです。
【小説書きさんへ質問】
投稿した小説に、感想欄から誤字脱字の指摘がきたとき、どう感じますか?#拡散お願いします
— ひらどー@小説書き用ブログ運営中 (@hirado11) 2018年8月7日
ほとんどの人が「ありがたい」と答えています。
報告した方がいいのかな?
でも、本当にありがたいと思ってくれるのでしょうか?
実際にどう感じるのかを聞いていきましょう。
誤字脱字を指摘されたときに思うこと
実際に、誤字脱字を指摘されたときはどんな気持ちになるのでしょうか。
今回のアンケートに際し、以下のような声が上がっています。
嬉しい!というより、申し訳なさと、感謝って気持ちが大きいかな。
有難い!あざーっす!!すんません!助かります!って感じます。自分は。
なので、一番近い、
一番上の『ありがたい、嬉しい』
を選びました(╹◡╹)
労力をかけさせてしまったので、嬉しいだと多分怒られるんだろうな笑 https://t.co/WVGPTUi28C— 富升 針清 (@tms_hrky) 2018年8月8日
誤字脱字はない方がいいと思うものの、自分の力だけでは見つけきることができません。
見落としてしまった間違いを教えてもらえるのはありがたいと思う反面、読者にその労力を費やさせてしまったことに申し訳なさを感じる声です。
できたらこっそり教えて欲しい
小説投稿サイトの感想欄は、誰でも閲覧することができます。
そこで誤字脱字の指摘をすると、作者以外の人の目にも触れてしまうことになります。
誤字を指摘されるのはありがたい!
ただ、読んだ方みなさまの目にとまるページコメント(by エブリスタ)で頂くのは恥ずかしいなと思っていた矢先、修正した旨をお伝えしたら、誤字に関するコメント消しておきますねと仰って頂き、なんだか読者様の懐の大きさを感じたというか……。 https://t.co/tMpS8fV3Py— 佐藤 紗良 (@satosara00) 2018年8月8日
好きな作品を書いてくれた作者さんに、嫌な思いはさせたくありません。
ダイレクトメッセージなどの、非公開の場でやりとりできるメッセージで、こっそり教えると、作者さんに喜ばれそうです。
誤字脱字についていわれたくない人もいる
今回のアンケートでは、最も低い得票率となった「嫌だ、ヘコむ」ですが、投票率が低いからといって見過ごすことはできません。
もしかしたら、あなたが誤字脱字を見つけた小説の作者さんこそが、ヘコんでしまう人かもしれません。
言葉の間違いは、投稿してしばらくして、自分で読み直したときに気付く場合もあります。
そのときを待ってみましょう。
それでも直ることがなければ、ダイレクトメッセージでこっそり教えます。
このとき、「作者さんが傷つくかもしれない」という可能性を頭の中に入れておいてください。
誤字脱字報告をする前に少し時間を置く
誤字脱字は報告した方が作者さんに喜ばれる可能性が高いですが、本当に報告する前に少し時間を置いてみましょう。
そして、その文字が本当に誤字なのかどうか、辞書やインターネットで調べてみます。
「この言葉は違う気がする。報告してもいいのだろうか?」
と疑問を持った時点で、恐らく既に調べているとは思います。
ですが、念のため、もう一度調べてみます。できたら、辞書を使って調べてみてください。
もしかしたら、自分の勘違いだったかもしれません。
また、調べている間に、作者さん自身が気付いて直す可能性もあります。
作者さんを傷つけたり、争ったりすることが目的ではないはずです。
以前、「読者から誤字だと指摘された言葉があったが、辞書で調べてみるとどうも使い方は合っているようだ」というようなことを話していた作者さんもいました。
この話を聞いて、私自身も辞書で調べてみましたが、やはり作者さんの使い方が合っているようでした。
このように、「自分が正しい」と信じ込んで、勢いで報告してしまうと、自分が恥ずかしい思いをしてしまう場合もあります。
なるべく、作者さんが楽しく小説を更新できるように、落ち着いて行動していきましょう。
まとめ
- 誤字脱字は作者さんもそのままにしておきたくない
- 報告してもらえたら嬉しい
- できたらこっそり教えるのが良い
- 作者さんによっては、教えられるのを嫌がる場合が無きにしも非ず
- 本当に報告する前に、もう一度調べてみる
誤字脱字が小説に残ったままになっている状態は、作者さん自身も嫌なものです。
見つけたらなるべく教えてあげるのが望ましいですが、公開された場で言うのは避けましょう。
そして、実際に報告する前に、一度、時間を置いて、それが本当に誤りなのかどうかを調べてみます。
相手は、好きな小説を書いてくれる作者さんです。
穏便にお知らせして、続きが書かれていくのを待ちたいですね。
読み直しても減らない誤字脱字は、スキルを持った人にチェックしてもらいましょう。
ココナラなら、小説の校正・校閲を依頼できます。