ココナラにて、自作の小説に感想を納品するサービスを出品しています。
おかげさまで、累計販売数が120件を超えました!
>>スキルのフリマ【ココナラ】
私、ひらどーが提供している感想サービスのおおまかな内容と、納品する感想を作成するときの工程を下記の記事にてお話ししてきました。
投稿前の小説をチェックします!新人賞を目指す方への相談サービス
感想の書き方|感想サービスで私はこの手順で感想を書いています
納品する感想は、お預かりする作品のジャンルによって多少の違いがあります。
今回は、納品する感想の傾向をジャンルごとに分けてお話ししていきます。
受付可能ジャンル
まず、当方の受付可能ジャンルについてです。
受付可能
- ファンタジー
- 恋愛
- 推理(ミステリー・サスペンス)
- ホラー
- 純文学
- BL・GL
受付不可(※受付できない理由)
- 二次創作
- 官能小説
オリジナル(一次創作)の作品であれば基本的にどのジャンルの作品も受付可能です。
私がまだ経験したことのないジャンルは
上記どちらのリストにも入っていません
「受付可能」にも「受付不可」にもない
ジャンルについてはご相談ください
感想文量 多めなジャンル
プライベートでも好んで読むことが多いジャンルは感想の文量が多くなりがちです。
感想文量 多め
- ファンタジー
- 恋愛
- BL
私は、お預かりした作品を読んで、「好き」と感じたところや気になったところは全部感想に書いて納品しています。
そのため、納品する感想の文量が多くなる傾向があります。
すっきりまとめた感想をご希望の方向けに
Lite版の感想サービスを開設したのもこのためです
ココナラで「小説に率直な感想をお伝えするサービス」のライト版を始めました!
ファンタジー・恋愛
ファンタジーや恋愛といった作品はよく読むため、特に文量が多くなる傾向があります。
同時に、物語を読みながら引っかかりを覚えることも多いです。
(この人はどうしてこのようなことをしたのだろう?)
(ここはどういう世界なのだろう?)
(この生き物はどういう生態なのだろう?)
このようなことを考えながら読んでいます。
感想の文量も多いですが、気になった点をたくさん書くことも多いのがこれらのジャンルです。
おっとり穏やかふんわり静かでガラス工芸のように美しく壊れやすい(と思われていた)美女と雛宮一の嫌われ者の女性が入れ替わった話。とにかく主人公のメンタルが強い。
読んでいると、私も頑張ろうって思えてきます。実際、これを読んだ後筋トレを始めました。
タイトルに「悪女」とあるように所謂ざまぁ要素もあるお話ですが、とにかく悪役(敵)が良いです。苛烈な人でした。
この方の書かれるお話は敵の女性が良い味出しているものが多いので大好きです。……ということを、ストーリーの説明をしながらお話しした記事です。
BL・GL
プライベートで読むことはあまりないのですが、全く読まないほどではありません。
人と人との感情の動きを楽しみながら読んでいます
人と人との感情の動きを楽しみながら読んでいます
ご依頼いただいたBL・GL作品の中の濡れ場(年齢制限のある場面)への感想は行っていません。
GL作品につきましては、まだご依頼を承ったことがありません。
自分がどのくらいの文量を書くことになるのか把握できていないのですが、恋愛やBL作品と同程度になる可能性が高いと思われます。
感想文量 通常のジャンル
感想文量がファンタジーや恋愛ものよりも少なめで、純文学や時代小説よりも多めなジャンルです。]
感想文量 通常
- 推理(ミステリー・サスペンス)
- ホラー
読むのが苦手なジャンルということではありません。
プライベートでは推理ものやホラーを読むこともあります。
読んできた冊数はファンタジーや恋愛ものよりは少ないですが
推理(ミステリー・サスペンス)
推理ものでは、
- どうして犯人はこのようなことをしたのだろう
- このとき被害者は何を想っていたのだろう
……など、人物の心の動きに注目して読むことが多いです。
ただ、トリックを考えるのは苦手です。
最後の解説を読んで「なるほどー!」と納得しています。
トリックや謎の答えを当てるのが好きというより、あれこれと「これはこうかな?」と考えながら読むのが好きです。
こちら↓は本ではなく映画の感想ですが、ものすごく好きな作品なので掲載します。
映画を観て、頭を打ち付けたくなるほどの気持ちになって、そのままの勢いで書いた記事です。
衝撃のままに「わーっ!」と書いたので、記事でもひたすら「わーっ!」って言ってます。
映画は本当にすごいので観て欲しいです……。
正直、感想記事は読まなくてもいいので映画だけでも観て……。
一人の人間による、激しい感情と執念が観られるから……。
ホラー
ホラーもまた、
- この人はどうしてこのような行動をしたか
- この怪異はどうして起きたのか
……などと言ったことを考えながら読んでいます。
ホラーは、映画等で話題になった作品の原作を読むことが多いです。
映画だと怖い映像を直接みなくちゃいけないのですが、
小説なら自分の脳で怖さレベルを調節しながら読めるので好きです
流れるように美しい地の文で語られるお話です。強く、いきなりくるような恐怖ではなく、じわじわとくる恐怖があります。
怪異についてゆっくりと調査していく様は推理小説のようでもありました。読み終わった後、ぞ、と背筋が冷えるような小説です。
映画も観ましたが、最後の場面以外は原作のままで好きでした。
映画の最後のあれは……必要だったのだろうか……。
感想文量 控えめなジャンル
感想文量 控えめ
- 純文学
- 歴史・時代小説
純文学と歴史・時代小説は、他のジャンルと比較すると感想の文量が控えめになることが多いです。
こちらも、読むのが苦手ということではありません。
自分の中に湧き上がった感情をどのように言語化したら良いのか悩むことが多いのです。
純文学
純文学は私にとって、作品を読みながら感じたことを言語化するのが難しいジャンルです。
自分の中にあるありったけの言葉をかき集めて言語化し、感想として納品しています。
この物語を語るに相応しい言葉は世の中にたくさんあるはずなのに!
私はまだ知らない!
藻掻きながら言葉を紡ぎ出してお話している部分があります。
純文学は読後が爽やかだったりあたたかだったりすることもあれば、ずっしりとのしかかってくるものもあったりと、読んだときの感情の振れ幅が大きくなることが多いので好きです。
歴史・時代小説
歴史・時代小説はプライベートで読むことはほとんどありません。
興味がないわけではないのですが
何から手を付けたらいいのかわからない、
というところです
ご依頼の中では何度か承ったことがあります
現状では、経験冊数が少ないため、まだ自分の感情のまとめ方を把握しきれていないジャンルでもあります。
でも、歴史・時代小説でなければ感じられない
あの独特の語り口や描き方が好きなんです
歴史・時代小説とは違うかもしれませんが、私がプライベートで読んだ数少ない、時代ものの小説です。
舞台は江戸。料理人の澪という女性が主人公です。当時、女の身で商売の調理場に立つことが大変であったことに触れながらも物語が展開されていきます。 p>
どうしてこんなにも徹底的に、澪にとってつらいことが続くのだろうと、読みながら何度も涙を流しました……。
感想を書けないもの
ご自身で書かれた作品であれば、基本的にどのようなジャンルでも受付可能です。
ですが一部、お断りするものもございます。
感想を書けないもの
- 官能を目的とした小説
- 二次創作
官能を目的とした作品(官能小説)や、年齢制限のある場面が作品の大部分を占めている作品は承ることができません。
年齢制限のある場面に対して良し悪しを感じられる気持ちを抱くことができないため、承ることができないのです。
二次創作につきましては、原作を知っているか否かにかかわらずお断りをしています。
二次創作は原作を知っている人が読み手になることが前提に書かれています。
このため、事前に調べたり資料を頂いたとしても、物語を深く読み込むことができません。
反対に、原作がよく知っている作品であっても同じように、依頼された作品そのものを深く読み込むことができずにいます。
原作をよく知っている作品でも、ご依頼の作品を読みながら抱いた感情が、原作の登場人物に対して抱いたものなのか、ご依頼の作品に描かれた人物たちに抱いたものなのか判断できなくなってしまうのです。
はっきりと、原作は原作、ご依頼の作品はご依頼の作品、と割り切ってストーリーを読むことができればよいのですが、現状では私の力が不足しています。
感想サービスを始めた当初は二次創作も承っていたのですが
自分の力不足に気づいたため、現在ではお断りしています
おわりに
- 感想文量 多め→ファンタジー・恋愛・BL・GL
- 感想文量 通常→推理・ホラー
- 感想文量 控えめ→純文学・歴史(時代)小説
- 受付不可 →官能を目的とする小説、二次創作作品
小説を書く人の助けになりたいという気持ちから感想サービスを始めました。
感想サービスを通じて、普段はあまり読まないようなジャンルの作品とたくさん出会うことができています。
未知の作品・ジャンルとの出会いがこのサービスを行う中での楽しみの一つとなりました。
いまは、私がサービスを始めたころよりもたくさんの出品者の方が感想サービスを展開しています。
ここでお話した、私が提供する感想の内容が、多数の感想サービスを選ぶ指標の一つとなりましたら幸いです。
読み直しても減らない誤字脱字は、スキルを持った人にチェックしてもらいましょう。
ココナラなら、小説の校正・校閲を依頼できます。