小説を書いていると、完結する前に新しいネタが浮かんでしまうことがあります。
書きかけの原稿が長編作品であればあるほど、その機会は増えていきます。
ネタが思い浮かぶと今書いている話より新しい話の方が面白そうに思えてしまうことも。
そこで新しい小説を書き始めてしまうと、執筆途中の小説がエタる原因になってしまいます。
書いている小説を完結させる方が先です。
ネタを小説化してはいけません。
そんなときは、ネタをメモに残しておきましょう。
書き留めるメモは手書きでもいいのですが、今回はスマホで手軽に使えるメモアプリを紹介します。
簡単なメモはiPhone標準のメモアプリ
iPhoneの中にこんなメモアプリがあるのをご存知でしたか?
最初から入っているアプリなので見過ごしがちですが、意外にバカにできません。
こんな機能が揃っています。
- フォルダ分けができる
- 表を挿入できる
- 写真を挿入できる
- 手書きでマークアップできる
とはいっても、ネタを細かくまとめるのには不向きです。
起動が早いので、思い浮かんだことをパッとメモするときに重宝します。
私がよく使うのは寝起きです。
夢で見た内容を忘れる前にメモしてしまいます。
寝ぼけた頭でも簡単に使えるのが最大のメリットですね。
夢なので大抵は支離滅裂な内容なのですが、いつか小説に使えるかなーと思ってメモだけはしています。
こんな感じで入力すると、メモ一覧はこんな感じになります。
マーカーで伏せている箇所には2行目で入力した文章がちょっと表示されます。
※内容は支離滅裂過ぎて恥ずかしいのでお見せできません。
ネタをもうちょっと詳しくまとめたいときは別のアプリを使用します。
パソコンと同時編集できるGoogleドキュメント
Googleドキュメントはメモアプリよりも更に文章を書くことに特化したアプリです。
ネタをプロットに昇華するときによく使います。
小説本文を書くときにもいいのですが、思い浮かんだネタの構想をまとめたいなーなんてときにも使えますよ。
ブラウザ版はこちらから
>>Googleドキュメント
Microsoftアカウントで使える電子ノートOneNote
OneNoteは、最近密かに推しているアプリです。
そもそもOneNoteって聞いたことありますか?
私はパソコンを新調(2018年10月購入)するまで存在すら知りませんでした。
名前にNote(ノート)とありますように、電子上で使えるノートのことです。
ストーリーや設定をまとめるときに使いやすいのですよ。
WordやExcelと合わせて、Microsoft Officeの中にひっそりと入っています。
パソコンでも使えるのですが、スマホアプリでも使えます。
できることはEverNoteと似ているような気がしますが、私にはOneNoteが肌に合いました。
Googleドキュメントと同様にパソコンとスマホて同時編集が可能です。
有料版と無料版があり、無料版には使える機能に制限があります。
「Microsoft Office Home & Business 2013」以降のものが入っている個人向けパソコンであれば、有料版のOneNoteが使えるようです。
手書きのノートに書くイメージで使えます。
こんな使い方ができるのです。
無料版と有料版の違いは保存先のようですね。
有料版はローカルでも保存可能ですが、無料版はOneDrive(Microsoftが提供しているクラウド)に限定されます。
既に有料のMicrosoft Office Home & Businessを購入しているアカウントのある方には良いですが、無料で使うにはちょっと不便かもしれません。
元から有料のOfficeを持っている人にはオススメのアプリですが、無料で使うほどではないような気もします。
- Microsoftアカウントで利用できる
- WordやExcelにエクスポート・インポートできる
こんなことができるので、好きで使っています。
まとめ
- ネタが思い浮かんだ時点で完結まですぐに書き切れる。
- 終わったらすぐに書きかけの原稿に戻れる。
こんなタイプの人であれば、ネタが浮かんだ後すぐに小説化してしまってもいいかもしれません。
ですがエタり癖があると自覚のある人はネタをまとめるところで抑えておきましょう。
- パッと思い浮かんだネタはメモアプリ
- ちょっと詳しくまとめたいときはGoogleドキュメントまたはOneNote
やるとしてもプロットや設定をまとめるとこまでです。
本文を書き始めないように気をつけます。
ある程度ネタがまとまっていれば、今の作品が書き上がってからすぐに新作に取り掛かることができますよ。
読み直しても減らない誤字脱字は、スキルを持った人にチェックしてもらいましょう。
ココナラなら、小説の校正・校閲を依頼できます。