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一人称・三人称視点の小説の違いを解説

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小説を書き始めるとき、必ず決めなければいけないのは「その小説をどの視点で書くか」です。

その小説を誰の視点で書いていくかという問題ですが、その小説の色をはっきりと決めてしまうので、慎重に決めなければなりません。

ひらどー
ひらどー
一人称とか三人称とか聞いたことがあるけど、
何が違うの?

今回は、視点の人称の違いを説明していきます。

視点ってなに?

小説は基本的に、「」で括られた会話文と、それ以外の描写をする地の文で構成されています。

その地の文を、誰からみた情景を描写するのかで、視点が決まります。

小説でよく使われるのは

  • 一人称視点
  • 三人称視点

です。

一人称視点

一人称視点では、主人公は「私は」「俺は」といった、一人称で物語を進行します。

この視点では自分の見た世界しか地の文で語れません。

主人公の気持ち(心理)を細かく描写できるという利点があります。

反面、他人の気持ちは分からないので描写できません

目の前の太郎が笑っているのは見えるので描写できますが、何故、太郎が笑っているのかとその理由は描写することができない、という縛りがあります。

一人称視点の難しさについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
>>実は難しい一人称視点の小説の書き方|視点の乱れはNG

三人称視点

三人称視点では、「彼は」「彼女は」といった「他人の目」で見た情景を描写していきます。

その中でも、三人称には、神視点、一元視点、多元視点、客観的視点などといった種類がありますが、今回は、広い意味での三人称の説明をします。

三人称視点では、ある一人の人物(主人公など)を中心に描写していきます。

イメージとしては、中心人物の頭上から、世界を俯瞰しているような感じです。

基本的に、三人称の種類によっては心理描写も可能ですが、心理ではなく動作を情景するのがメインです。

まとめ

小説は会話文だけでは成り立ちません

小説を書こうと思ったときに、どうしてもぶつかるのが、どの人称でどんな視点で書くのかという問題です。

書きたいジャンルや内容によって、人称の合う合わないはあります。

そして、どの視点で描くにしても、やっていいことと、やってはいけないことがあります。

それよりもまず、自分に合ったスタイルを見つけることが大切です。

実際に両方の視点を使って書いてみないと分からないことなので、実際に書いてみて考えていきましょう。

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