プロフィール

ブログ「もうエタるのはやめた!」を運営しているひらどーです。
アイコンのウミガメは、アルパッカ(X@arupaka0v0b)さんに描いていただきました!
ブログを開いたときにX(当時Twitter)も始めたのですが、今は気が向いたときに一人でぽそぽそと喋ることができる「てがろぐ」を使っています。
このブログでは、小説の書き方を模索し、自分なりに気づいたこと、学んだことをまとめています。
その他にも、好きな小説や映画、漫画などのお話もします。

「このお話のここがすごく好きなのよ!」と叫びたくて!
ひらどーのプロフィール
- 名前 ひらどー
- 好きな小説家 上遠野浩平、岡崎マサムネ、中村颯季
- 好きな漫画家 江野朱美、七尾ナナキ
- 好きなクリエイター 墨佳遼、井上涼
- 好きな映画 9人の翻訳家、12人の怒れる男、インセプション
- メモ ファンタジー作品を好んで読むことが多い。最近、子どもと一緒に仮面ライダーや戦隊を観るようになった。
私の好きなものや人となりのようなものは、各感想記事やコラムをご覧いただいたほうがわかりやすいかもしれません。
幼少期~社会人
人形遊びが好きな子ども。
弟を付き合わせて配役して遊んでいた。
ひらがなを覚えてから自ら絵本を読む楽しさを覚える。
学校の図書館で物語を読み漁るようになる。
挿絵の少ない本も読めるようになった。
なんか映画をやるらしいとふんわりした情報からハリー・ポッターシリーズを読み始めてドはまりし、同級生と競うように借りて読んでいた。
このころ、漫画も読み始める。
生まれて初めて読んだのは「名探偵コナン」シリーズ。
今でも影響を大きく受けているな、と思うのは「火の鳥」シリーズ。
友人に勧められて「ブギーポップは笑わない」を読む。
上遠野浩平作品と出会ったことで小説を書くことに取り憑かれる。
ライトノベルの面白さを知り、学校の図書館に置かれていたライトノベルを読み漁る。
文芸部に所属する。
小説を書いて学内文芸誌に載せる経験をする。
壮大な長編の構想を立てながらも、広げた風呂敷をたためないことが多発。
書きかけの小説を量産する。
自分のパソコンを持つ。
小説を書き続けていたものの、相変わらず完結させる力がない。
「エタる」という言葉を知る。
自分でサイトを開いて運営するも、就活期に停止。
同サイトは後に閉鎖する。
小説を全く書かない時期が数年続く。
休職をきっかけに、小説執筆を再開。
絶対に小説を完結させるという強い意志から「もうエタるのはやめた!」ブログを開設。
自分の小説に対する客観的な感想が欲しいという思いから、ココナラの感想サービスに行き着く。
同時に自分でも感想サービスを開始する。
小学生:子どもの頃から小説が好き
子どもの頃から物語を読むのが好きでした。
幼稚園では自分の組に置かれている絵本を読みつくしてしまい、隣の組の絵本まで借りに行っていました。
小学校に入学してからは毎日図書室を利用しています。

授業以外の時間は図書室にいたかも
授業中も本を読んでましたね。
早く本を読みた過ぎて、出題された問いをさっさと終わらせ、次の問題が出されるまでの間に読むという。
いま思えば腹の立つ生徒だったでしょうね。先生、ごめんなさい。
中学生・読み手から書き手に変わる
中学のときは、あまりにも没頭して本を読んでいたので、母は担任の先生から「ひらどーさんは仲のいい友達がいないようなのですが…」と相談されたそうです。

ちゃんといたよ! 大丈夫!
この頃の友達とは今でもご飯を食べに行くよ
そのときの友達の一人に、ある小説を勧められました。
この小説がきっかけで、私は読み手から書き手へと変化します。
それまでも、原稿用紙に物語を書きつづったり、漫画もどきを描いたりしていましたが、「小説家」を意識し始めたのはこの頃です。
私の人生を変えたその小説が、「ブギーポップは笑わない(上遠野浩平)」です。
この作品それ自体からも大きな影響を受けているのですが、「こういうのを書きたい!」と強く思うようになったのは、同シリーズの「ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター」を読んでからです。
衝撃的でした。
今まで読んできた、他作者によるシリーズものと、全く違うテイストで書かれているのです。
ブギーポップシリーズは一気に読み進めました。
1回目は素直に驚きながら読み、2回目は内容を振り返りながら読んで、3回目も楽しんで読みました。
4回目以降は、鉤括弧や、ダッシュ、三点リーダの使い方、記号の使い方に着目して読み込んでいます。その他、台詞回しや、地の文の書き方、場転方法も全てここから学びました。
「小説の書き方」なんて本は、この頃は全く読んでいません。「ブギーポップは笑わない」を教科書として、がむしゃらに書いていました。
いまでも小説の書き方で迷ったら、この本を開いています。
高校生・未完作品量産期
中学から高校までの間は、ひたすらに小説を量産していました。冒頭の3ページだけ書いて「こうじゃない!」と言い出しては新しいものを書く、エタりのサイクルを繰り返しています。

今思えば、ハリー・ポッターなどの大長編のシリーズものの影響を強く受けたことも関係していたかもしれません。
大長編に憧れて書き始めるのに、構成をまとめる力が低いから盛り上げきることも畳むこともできずに諦めてしまった、ということが多かったように思います。
大学生・サイトを開始するも間もなく更新停止
大学に入ってから、初めて自分のパソコンの持つことができるようになりました。
自分の小説を公開するサイトを始めてみたのもこの頃です。
勢いで立ち上げてみたものの、やはり書き切ることができずに3カ月もしないうちに更新停止してしまいました。

就活のストレスが極まって、小説を書く気力を失ってしまっていた部分もあります
エタるという言葉を知ったのもこの頃です。

「自分もこのエタりというものをしてしまったのか……」と肩を落としていました。
この経験から、
- 長編を書きたい
- 小説を書き始めるのなら、最後まで書き切りたい
こういった気持ちを強く持つようになりました。
更新を続けることはできなかったのですが、自分の書いたものを公開したことで「自分の作品を読んでくれる人がいる」ことを意識したことが大きかったかもしれません。
社会人:小説執筆の再開とブログの立ち上げ
再び書き始めたのは、休職してからです。
仕事で無理をし過ぎたため、お休みを余儀なくされました。
やるべきことを見失ったときに再び手をつけたのが、小説でした。
それまで視界を埋め尽くしていた「仕事」が消え、代わりにぽかりと目の前に浮かんできたのが小説だったのです。
手をつけたのは、大学の頃に連載していた小説でした。
この休職期間中に17万字書けたものの、はじめに考えた設定をまとめ切ることができませんでした。
開いた風呂敷を包めず、完結させることができないまま職場復帰しています。
「学生時代は未熟だったが、今ならできるはずだ」と始めたのに、何も成長していなかったのです。
この事実が私の人生で最も苦く、大きなエタりの経験として今でも残っています。
そして、この経験があったからこそ、このブログ「もうエタるのはやめた!」が生まれました。
ブログ「もうエタるのはやめた!」へ
勢いだけで書いて、まともに小説を完結させることができない。
書きたい情熱だけはあるのに、自分の完璧主義が邪魔して半端な作品を書くことを許せませんでした。
自分のエタり癖は書き手としてのコンプレックスとなりました。
職場に戻ってからも、家に帰ってからは小説を完結させるためにあらゆる方法を試しています。
これがもう、かなりの数の試行を繰り返しているのですよ。
そのまま浪費するには惜しい数なので、ブログを使って情報を共有することにしました。
エタるのをやめることを目的としたブログです。
名前もそのまま、「もうエタるのはやめた」!
やってみたけど効果がなかった方法もあります。
「これは効果なかったよ!」と情報を共有することにも意味があるかと思っていますので、失敗事例もどんどん公開していきますね。
このブログでやりたいこと
このブログを作った大きな目的は、エタり癖のある人が小説を完結させられるようになる情報をまとめることです。
そして、小説を完結させるだけではなく、その小説を更に昇華させる方法も紹介していきます。
- 小説投稿サイトで連載する
- 新人賞に応募する
- 電子書籍で出版する
このような形で、小説を世に発表していく方法も話していきます。
小説家になるために調べてきたことを全てまとめていきます。
「これを読んだら絶対に小説家になれる!」
とは言えません。
そもそも、「小説家になる」ことに対しては、ちょっと独特な考え方もしていますし。
ですが、その指針になるようなブログを作っています。

あとは、読んだ小説や観た映画などの感想もお話ししていきます!
最後に
ここに至るまで紆余曲折を経ていますが、小説に対して本気で向き合っています。
私は小説の書き手ではありますが、読み手でもあります。
世にたくさんの物語が生まれてくれたら嬉しい。
私の根本の願いはそれです。
だから、「小説を書いてみたいけどどうしたらいいかわからない」という方も助けられるような活動をしていきます。