小説を書くのを途中でやめてしまう理由には、「時間がない」「やる気が出ない」というものの他に「スランプになった」というものがあります。
スランプは「やる気が出ない」と似ていますが、少し違うのではないかな、と考えています。やる気はあるんです。でも書けないんです。
スランプからの脱却方法は、十人十色あります。ここでは、ひらどーの脱却方法を書いていきます。
そもそも、スランプってどういう状況?
私の考えているスランプとは、小説を書くことが苦痛な状態です。
時間ややる気の問題ではなく、単純に、書くのが嫌になってしまうのです。こういう状況になってしまうのにも、様々な理由があります。
今の私でいえば、書いている展開が面白くないからです。
自分で書いていて面白くない小説が、他の人が読んで面白いと思ってもらえるはずがない。そうは思っても、どうしたらいいか分からない。だから書くのが辛い。
そんな泥沼の思考を、私はスランプと読んでいます。
とにかく書く
何を書けばいいか分からない、書くのが辛い、といって書くのをやめてしまうと。エタってしまいます。
それを防ぐため、辛いときほど敢えて書き続けていきます。
何を書けばいいのか、なんてことはこの際、考えません。書ききった後の推敲で直します。今はとにかく書いてしまいます。
書きながら「どうしてこういう展開になったのだろう」と問いかけ続けます。そうすると、書いている途中で、おかしな点や矛盾点が見つかります。
見つけたそれをメモしておき、完成後にそれを直して調整していきます。
辛いときはただ、がむしゃらに書くことに専念します。
字数を決めて書く
「時間がなくて小説を書けないときの対処法」では「短時間でもいいから、時間を決めて書く」という話をしました。
今回は書くこと自体が辛くなってしまっているので、時間ではなく、字数を決めて書きます。時間を決めて書く手法を取ると、何も書けずに、ただ時間だけが過ぎていく、という事態になりかねません。
このときも、ノルマとなる字数はなるべく少なめに設定した方が続きやすいです。多い字数を設定してしまうと、書くのが辛過ぎて、挫折してしまいかねません。
500字でも1,000字でも、とにかく我慢して書いてしまいます。今の辛い場面さえ終えれば、あとは楽になるはずですから。
毎日30分で1,000字程度を書くことを日課にしています
まとめ
小説を書くのをやめるのは簡単です。辛いときとなると、尚更です。
それをやめることなく続けていくには、とにかく書き続けるしかありません。
ノルマに設定した字数だけを最低限書き、他の時間は好きなことに充てて、リフレッシュするのも一つの手です。
書くことをやめない。
これだけ守っていれば、いつか辛い時期から脱け出せます。
読み直しても減らない誤字脱字は、スキルを持った人にチェックしてもらいましょう。
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